インテリジェンス・ラボ

インテリジェンス・ラボは、AI（Artificial Intelligence：人工知能）のライブラリです。分類、トレーニング・コンポーネント（コンポーネントの学習機能により機能を高める）、および汎用ニューロンのコンポーネントが含まれています。これらは、データのグループ化、迷惑メールフィルタ、コンピュータ・ビジョン（ロボットの目）、音声認識、パターン認識、または任意の他の分類タスクなどに使用することができます。
インテリジェンス・ラボは、このようなコンポーネントを14個装備しています。

デモ画面

１、自動マップ選別編成（Self Organizing Map classifier）:

２、単純ベイズ分類器（Naive Bayes classifier）:

単純ベイズ分類器（Naive Bayes classifier）は、強い（単純な）独立性仮定と共にベイズの定理を適用することに基づいた単純な確率的分類器である。
単純ベイズ分類器をスパムフィルタへの応用などが出来る。
スパムフィルタ，すなわち「スパムメールとそうでないものとを自動的に識別するツール」に対する需要が高い。

３、k近傍法（ k-nearest neighbor algorithm, k-NN）:

k近傍法は、特徴空間における最も近い訓練例に基づいた統計分類の手法であり、
パターン認識でよく使われる。k近傍法は、インスタンスに基づく学習の一種であり、
怠惰学習 (lazy learning) の一種である。その関数は局所的な近似に過ぎず、全ての計算は分類時まで後回しにされます。また、回帰分析にも使われています。

４、ニューラルネットワーク：

ニューラルネットワーク(Neural network)は、脳機能に見られるいくつかの特性を計算機上のシミュレーションによって表現することを目指した数学モデルである。生物学や神経科学との区別のため、人工ニューラルネットワークとも呼ばています。
画像や統計など多次元量のデータでかつ線形分離不可能な問題に対して、比較的小さい計算量で良好な解を得られることが多い。このことから、パターン認識やデータマイニング（パターン認識など）をはじめ、さまざまな分野において応用されています。
評価ソフトウエアを入手してデモを確認して学習したり、評価したりできます。

● インテリジェンス・ラボには、３つのプラット・ホームに対応した３種類の製品があります。

◆ VCL - Delphi / C++ Builder version　（VCLと完全互換）

◆ Visual C++　（MFC完全互換）

◆ .NET 2.0（完全互換：Visual Studio 2005, Visual Basic.NET, C# and J#.）

インテリジェンス・ラボは、.NET やWin32環境に対して同じ手法にて実装されています。従って、VB .NET, C++/CLI, C#, and J#, Visual C++ MFC, Delphi, and C++ Builderの開発環境において、同様のコードによりコンポーネントを操作する事ができます。そのため、開発者は異なった開発環境に対して移植ならびにコードの共有が可能で、煩わしさもなく生産性を飛躍的に高めることができます。

● インテリジェンス・ラボは、以下の開発プラット・フォームに対応しています。
Microsoft .NET 2.0 version:

· Visual C# 2005

· Visual Basic 2005

· Visual C++/CLI 2005

· Visual J# 2005

· Visual C# 2008

· Visual Basic 2008

· Visual C++/CLI 2008

· Visual C# 2010

· Visual Basic 2010

· Visual C++/CLI 2010

· Visual F# 2010